3Dプリンターがやってきた
2020年04月10日
業務商品開発
2月に導入予定だった3Dプリンターがやっと導入されました。使用方法を学ぶためということで、自由に使用できるようになっています。
もちろん、本来の導入目的である試作品作りに使用されています。
3Dプリンター(材料押出法)で使用される材質は、PLA、PETG、ABSやPCなどですが、同じ材質でもメーカーによって温度設定が微妙に異なります。また、色によっても異なり、同じ材質だからといって、同じ設定で押し出すと簡単に崩壊してしまいます。3Dプリンター設定職人という言葉を聞いたことがあるのですが、まさにその通りで、3次元データを読み込ませたら、そのままデータ通りに造形されるわけではなく、寸法精度の難しさと奥深さがあります。
3Dプリンターが導入されてよかったと思うことは、部門が違う人とのコミュニケーションもとれ、新たな一面を発見できたことです。このカービングマシンのミニチュアは、営業事務の方が作りました。
今後は、お客様が望む商品のイメージを立体化してご提案させて頂き、新商品開発のコミュニケーションツールとして使用していければと思っています。